ホーム>市民が変える(主な市民メディア一覧)
メディアが変える・市民が変える
自分で撮ったリポートを、ビデオ化して上映会を開いてる人。自作の動画のネット配信を始めている人々。常設の発信集団を目指して、NPO体制作りを進めているグループ。――既存メディアの伝え方に不満があっても、《批判》することしかできなかった20世紀から、《代案》を発信できる21世紀へ。「市民メディア」百花繚乱の時代に向かって、胎動は急速に広がっている。
主な市民メディア一覧
[情報提供協力/武蔵大学・松本恭幸先生]
ちえりあ(札幌市生涯学習センター) (北海道)
行政の財政支援も受け、「ビデオ作品制作講座」を定期開催。市民ディレクターを輩出している。
SKIPシティ・チャンネル (埼玉県)
圧倒的な設備で、地元の人達(特に子どもたち)に制作・発表のチャンスを提供している。
湘南.TV (神奈川県)
湘南地区の一般市民達がディレクターとなり、慶応藤沢キャンパスの学生達が縁の下を支える、自主TV局。インターネットの他、地元CATVとの連携も視野に。
KNN(神田ニュースネットワーク) (東京都目黒区)
神田さんが1人でやっている、究極の個人テレビ局。超人的なフットワークとテクニックを誇る。
NPO法人むさしのみたか市民テレビ局 (東京都三鷹市)
地元CATV局に番組を制作・供給する市民集団。
Our Planet TV (東京都千代田区)
独自制作のリポート「Planet-Eyes」のクオリティは、なかなかのもの。ワークショップ等も積極的に開き、発信者の裾野を拡げる役割をも果たしている。
VIDEOACT (東京都品川区)
自主制作ビデオの流通ネットワーク。既存のテレビ局では決して見られない、尖った作品群。
ピースボートTV (東京都新宿区)
船内放送が基本だが、北方領土、北朝鮮など世界各国の訪問先で撮った映像ライブラリーは、他の追随を許さない。
ビデオニュース・ドット・コム (東京都品川区)
本格的インターネットTVニュース局としては、日本の草分け的存在。情報の質の高さを希求する。
くびきのみんなのテレビ局(上越ケーブルテレビジョン内) (新潟県)
リポーターが町で見知らぬ住民に「髪伸びたわね」といきなり言われる、完璧な地元密着テレビ局。
市民とメディア研究会・あくせす (愛知県)
自らは発信体ではないが、市民メディア活動をする人達の重要な情報交換拠点
FMわぃわぃ (兵庫県)
震災後、外国人被災者達への情報提供ツールとして誕生。今や、10ヶ国語で放送し、多文化共生の場に。
京都三条ラジオカフェ(NPO放送局) (京都府)
市民が運営・放送する、日本第1号のNPO放送局。FMとインターネットで発信中。
株式会社中海テレビ放送 (鳥取県)
市民が制作し持ち込むビデオ映像をそのまま放送する「パブリック・アクセス」チャンネルの、日本での草分け。
登録した市民記者が、全国から記事をアップ。基本は文字メディアだが、動画リポートも併設。
全国各地で市民メディア作りに取り組む人たちや、関心を持つ人たちを、地下茎のように結ぶ情報交換ネットワーク。メーリングリストも活発。
DCTV(New York Downtown Community) (アメリカ)
ジョン・アルパート&津野敬子夫妻が始めた、映像版市民メディアの世界的草分け。発信、養成ともに活発。
市民記者数、アクセス数で、おそらく世界一の規模を誇る市民メディア。